脳ドックでは、MRAで、未破裂の脳動脈瘤が見つかることがあります。
脳ドックを受けた方の約1%、100人に1人ぐらいに見つかるといわれています。
動脈瘤は、破裂するとクモ膜下出血になります。一度出血すると、死亡率が40~50%と大変怖い病気です。
動脈瘤が見つかった場合、出血しないようにする確実な方法は、手術しかありません。
ただ手術によって、手足の麻痺や、言語障害などが起きる場合があります。
もうひとつ、未破裂動脈瘤が必ず出血を起こすとは限らないのです。
一生、破裂しないかもしれません。
つまり、ただあるだけで悪さをしないかもしれない動脈瘤に対して、リスクのある手術をするためには、理論的な裏付けがなくてはいけません。
すなわち、手術をするリスクと、手術をしないで動脈瘤を放置するリスクを天秤にかけて、どちらが有利か科学的に比較することが必要です。







